忙しいと、深く考えずにすむ

暇でいるより忙しい状態が好きな方の割合ってどのくらいなんでしょうか?

私も学生時代は「忙しい」という状態が好きでした。
高校までは運動系の部活に所属していたので、平日はもちろん、休日も部活で予定が埋まっていました。
大学ではカフェでアルバイトをしており、扶養ギリギリになるまでシフトに入っていました。
大学が家から少し遠かったので通学時間も長く、暇な時間はあまりなかった印象です。

この本を読むまで私は、「忙しい」という状況を「カッコいいもの」と思っていたことは否定できません。

大学時代に友達と飲み会の予定を立てる際、他の飲み会などの予定が詰まっていてなかなか都合がつかない友達がいると、「人気者なんだな!」と思ったり。

会社に入って、同期で情報共有したいと思って都合を合わせる際、会議がたくさん入っていて予定が合わない同期を見て、「任されていることが多いんだ!」と思ったり。

Outlookの予定が1週間詰め詰めで、夜もバリバリと仕事をしている上司を見て、「引っ張りだこなんだ!」と思ったり。

どこか、「忙しいってことはその人に価値があるってことなんだろうな」と思っていました。

社会人になってからの私はとてもじゃないですが、忙しい状況ではありませんでした。

仕事でも任されているタスクは少なく、「次は何をしたらいいかな?」と考えることは1日に何回もありました。(今はあまりありません)

土日も友達と遊びの予定が入っていることはほとんどありません。

ですが、この一言を見てあることに気づきました。

それは、「暇であるからこそ考えることができている」ということです。

仕事中は、タスクがないからこそ
「次は何をしたら良いだろうか。自分は何をすべきだろうか」
ということを考えることができる。

休日に予定がないからこそ
「自分は何をしている時が楽しいだろうか。土日を有意義に過ごすためには何をしようか」
ということを考えることができる。

忙しい状態に憧れていた私は、言い方を変えると
「考えることから逃げたかった私」
と言えます。

そのことに気づいてからは、暇な時間はワクワクできるようになりました。

今では仕事中に
「もっと暇になるためにはどのように効率化しよう」
と考えることまであります。

今の世の中、YouTubeやNetflix、SNSで簡単に暇つぶしができてしまいます。

あえて「やることがない」という状況を楽しみませんか?

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