雑談を通して成果を出すこと

皆さんは雑談と聞くとどのような話題を思い浮かべるでしょうか?
私は、
「今日は一段と寒いですね」
「休日は何をされているんですか?」
などの言葉が真っ先に出てきます。

そもそも雑談の目的ってなんでしょうか。
沈黙は気まずいから?
相手と距離を縮めるため?
いきなり本題に入るのは不躾な感じがするから?
相手のことを知る+自己開示のため?

冒頭の言葉から考えると、雑談の目的は「成果を出すこと」ということになりますね。
(成果を出すために)相手との距離を縮める
(成果を出すために)自己開示をする
(成果を出すために)相手のことを知る
といった感じでしょうか。

受験勉強を経験されている方は特に、雑談はよくないことだとなんとなく思っている人も少なくないのではないでしょうか?
私は塾の自習時間に隣の友達と話していると先生から注意されたことをよく覚えています。
(この時自習室には私とその友人の2人しかいなかったのに。。。)

では、仕事中において雑談は悪いことなのでしょうか?
以下、新卒の私と3年目の先輩との雑談です。

「先輩の案件は今忙しいですか?」
「忙しいね。特に〇〇チームの△△さんは複数の案件に携わってるみたいで、なかなか話ができなくて後回しになっちゃうんだよね」
「そういう時ってどうやって時間を確保してもらうんですか?」
「チャットだと反応遅かったりするから、出社してる時は席まで行っちゃうかなぁ」
「え!△△さんってどの辺りに座ってます?」
「〜〜のあたりだね」
「私も早く反応欲しい時は話に行こうかな・・」
・・・

それはちゃんと実のある話になってるじゃん!と思った方、もし、以下のように話が続いていたらどうでしょう。

「先輩の案件は今忙しいですか?」
「忙しいね。特に〇〇チームの△△さんは複数の案件に携わってるみたいで、なかなか話ができなくて後回しになっちゃうんだよね」
「△△さんは忙しそうですもんね。」
「たまに夜中2時とかすごい時間に返信来てたりするよ」
「ええ!どんな仕事の仕方してるんでしょうね」
「ほんとだよね」
・・・

私や先輩の話す切り口によって、実のある話になったり、何も得られない話になったり。

「雑談を通して成果を出すこと」
この一言から私の雑談を振り返ると、面白い発見があるなぁと考えさせられる一言でした。

こちらの本は、雑談に関する考え方がガラッと変わるような本です。
気になった方はぜひ読んでみてください。

タイトルとURLをコピーしました